音楽でよく言う練習曲(エチュード)は二つの種類があり、ブラームスのピアノ練習曲のような文字通り楽器の扱いになれるための単調で大抵全ての音を出すように考えられた曲のほか、ショパンの「革命のエチュード」などの非常に高い技巧が必要とされる練習曲の種類がある。特に後者を「演奏会用練習曲」と呼称することが多い。
そのため、たまにではあるが初心者が練習曲という題名に惹かれて「熊蜂は飛ぶ」などの楽譜を手に取ることがある。もちろん、その真っ黒に書き潰された譜面に目眩(めまい)を起こしてすぐに閉じることになる。
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